2022.03.01

ちょっと余ったレノブロックでプチ工作 ~ペンスタンド~

内装材を買ってきて作業し終わった時「少し材料が余ってしまった。」「でも捨てるのはもったいない。」なんて経験はありませんか?
レノブロックは、特徴を生かせばウォールデコ以外でも使い道を見つけることが出来ます。
今回は、娘からの「ペンスタンドが欲しい。」という希望を叶えるため、レノブロックの余り物を使って、ちょっとした工作も兼ねてDIYしてみたいと思います。

使う材料はこちら!

レノブロック(ハニカム) 1枚

レノブロック(ダイヤ) 2枚

好みの塗料 1本

ダボ(棚用)

木工用ボンド

道具

塗装時⇒
・ハケ(100円ショップ)
・紙トレー(100円ショップ)

加工時⇒
・ノコギリ
・電動ドリル

娘の希望で「あまりスペースをとらない物がいい。」と言われたので、まず最初にレノブロックのハニカム型とダイヤ型それぞれを半分にカットします。
使用するノコギリは、木工用のものであれば大体カット出来ますが、糸ノコギリでは切る事が出来なかったので、よくあるタイプの手ノコをお勧めします。
高価なノコギリである必要ないので、僕はこれくらいの物をいつも使用しています。

目印の線をひいたらあとは切るだけ。
レノブロックは、細い木の繊維が圧縮されたものなので、何かガイドとなる道具を使うっとまっすぐきれいに切る事ができると思います。
僕はきっちりしていないところも『味』と思っているので、今回はあえてガイドなどは使用しませんでした。

同様にダイヤもカットし終わったら、カットしていないレノブロックのダイヤ型に穴をあけていきます。
この時つかう電動ドリルも、特に高価なものではなく、木工用で簡単に穴あけ加工が出来ます。
レノブロックのダイヤ型は小さいので、いきなりフルパワーではく、力加減をしながら穴加工を行ってください。

娘からの希望が「4本だけ立てられるペンスタンドがいい。」ということだったので、今回は4か所だけ穴をあけましたが、最大6か所くらいあけられそうです。

(注)レノブロックをカットや穴あけなど加工すると、その断面からパラパラ粉が落ちますが、製品が崩れ落ちていくわけではありません。木を切った時に木屑が落ちるのと同じですので、手でパンパンとたたき、はらい落して下さい。

穴あけ加工まで終わったら、塗装にうつります。
今回は、和信ペイント株式会社様のウッドステインの『アイスブルー』(1180円:税別)を使用しましたが、好きな塗料でしたら何でもOKです。
ハケを使って全体を塗装し終わったら、穴の側面部分に少しぬり残りがあったので、僕は綿棒を使いましたが、わずかな事なので何を使っても出来ると思います。
けっこう浸透する塗料だったので、思いっきり塗っても大丈夫でした。

塗料が乾いたら2度目の塗装をし、色の感じも気に入ったので2度塗りで完成としました。

パーツは出来たので、あとは木工用ボンドとダボ(棚用)を使って組み立てていきます。

娘の2つ目の希望で「消しゴムを置くところが欲しい。」と言われたので、レノブロックのダイヤ型を半分にしたものを消しゴム置きとしました。

ペンを立てるパーツは、消しゴム置きと区別するため、ダボを二つ繋げて一段高く組み立てました。

完成形がこちら。
娘も「かわいい!」と気に入ってくれ、勉強机に置いて、毎日使ってくれています。

このレノブロックとダボ(棚用)をつかったペンスタンドは、工夫次第で色んな形のもの
ができそうです。

今回購入した材料費(税別)は、合計:2258円でした。
【内訳】
・レノブロック(ハニカム) 1枚:500円
・レノブロック(ダイヤ)  2枚:380円
・塗料           1本:1180円
・ダボ(棚用)10個入り   1袋:98円
・木工用ボンド50ml     1本:100円

かかった日数は、塗料の乾燥時間が必要なため2日ですが、純粋な作業時間は1時間くらいですね。

レノブロックは、部屋の壁をタイルのように飾るDIYアイテムですが、使い方は自由なので、レノブロックの性質を理解した上で、自分オリジナルの作品も作ってみてください。

(ご注意ください)
コラムの内容は、施工方法や完成品を保証するものではありません。
あくまでレノブロックと組み合わせた時の個人的な感想をまとめたものなので、軽い気持
ちでご覧下さい。

レノブロック
レノブロックの性能を詳しく見る↓

レノブロックとは

 

今回の記事で使用した製品

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