2021.09.11

お勧めはしない禁断のDIY

「レノブロックを床に使えませんか?」という質問を設計事務所やデザイン会社から以前より頂いていました。
レノブロックのベースとなる木毛(もくもう)セメント板は、タイルなどと比べると堅くないので、女性がヒールなどで歩くとボロボロになってしまいます。
さらに吸水性能が高いため、靴底の泥汚れなどは吸着し、清掃はほぼ不可能となるため、建築業界では基本、木毛セメント板の床への使用はNGとされてきました。

そんなNGの使い方を、僕の自宅でしてしまおうと思います。
汚れてもOK!キズがついてもOK!と言う独自の発想で、場所も選んでやってみます。
良いか悪いかを自分で判断して、やってしまえるのもDIYの良いところですね!

我が家で禁断の使い方をするのはこちら!
屋根の下にあるウッドデッキです。

雨や紫外線で変色が進んできたので、ここにレノブロックを使っておしゃれにしていきたいと思います。
ちなみにレノブロック(木毛セメント板)は内装用建材なので、こういった雨、紫外線が直にあたりまくるところへ使われるケースはほとんどないので、今回のDIYはかなり大胆なチャレンジです。

ウッドデッキに隙間があったので、最初に木毛セメント板の高圧タイプ(一般非売品)の14㎜を敷いて下地を作りました。
この高圧タイプもレノブロックと同様に雨が直にあたる所への使用はNGのものなので、自己責任で使っております。

下地が出来たら、あとはレノブロックを好きに屋外用接着剤でペタペタ貼っていくだけです。
出来上がりはこんな感じです。

かなりイメージは変わったと思います。
この上は普段、洗濯物を干したりする場所なので、クロックスみたいなゴム性のサンダル
で歩くため、そんなに傷になることはないだろうと予想しています。
二色にした理由は、室内から見た時に窓から見える景色を変えてみたかったからです。

奥さんや娘達も気に入ってくれました!
所要時間は僕一人でやって大体4日くらいかかりましたが、頑張ったかいがありました
ね。
あとはこの先、どんな風に変化していくのか?楽しみながら見ていきたいと思います。

(ご注意ください)
コラムの内容は、施工方法や完成品を保証するものではありません。
特に今回のDIYは、基本NGの使い方です。

 

レノブロック
レノブロックの性能を詳しく見る↓

レノブロックとは

今回の記事で使用した製品

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